気をつけないとあなたもスパイト行動をとってしまっているかもしれませんよ?
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スパイト行動って何よ?
簡単にいうと「自分が損をしてでも他人に得をさせないようにする行動」です。
要するに、「自分がどうなろうと関係ない。お前の足を引っ張ってやる!」という。
めちゃくちゃ不合理というか、迷惑極まりないですね。。。
こういう行動は大なり小なり色々なところに出てしまうものなので、誰かの不利益になる行動をしよう(なにかの仕返しとかね)と考えてしまった時は
と一度立ち止まって考えてみる必要はありそうですね。
スパイト行動をとる人は日本人に多い
サッカーの試合観戦の後、敗戦した試合でもゴミ拾いをして帰るーなんていうニュースが流れたことがありました。
これは本当に素晴らしいことだと思いますし、私も日本のこういうところが大好きです。
本当に誇りに思います。
しかし、残念ながらスパイト行動のような嫌がらせを行う傾向は日本人に多いという研究があります。
あるスパイト行動についての研究では日本の大学生とUSC(南カリフォルニア大学)の学生を実験参加者として複数のゲームを行ってもらったところ、日本の学生の方がスパイト行動を多く取ったという結果になりました。
もちろん統計的に「そういう傾向があった」というだけで、全ての日本人がスパイト行動を取るとかそういう話ではありません。
さらに、この実験ではスパイト行動を取った後、日本の大学性のグループはゲームを繰り返すうちに次第に協調的な行動をするように変化していったという結果になっています。
時間が経つとともに怒りがおさまってきて冷静な行動が撮れるようになったという感じでしょうか。
スパイト行動を防ぐには
スパイト行動はミクロ的な視点(個人レベル)で見ると明らかに非合理的な行動です。
自分が損をしてでも他人を蹴落とすというのは、要するに「自分自身が自らが損をする選択をしている」 ということなのですから。
それでもスパイト行動をとってしまうことはあります。
そんな時はスパイト行動防止策として、次のことを試してみてください。
・損得を数値化
・自分自身と向き合う
損得を数値化する
損得を数値化しましょう。
期待値でも、直感的なポイントでもOKです。
数値化することで、物事を客観的に見やすくなるので、感情に流されずに合理的な判断が下しやすくなります。
自分自身と向き合う
自分自身のことを第一に考えてみてください。
誰かに損をさせようと考えてしまった時、「損をさせることが自分にとってのプラスになるのか?」と自問自答してみましょう。
自分と向き合い、自分にとって最も良い決断ができるように心がけましょう。
終わりに
というわけで、足を引っ張る人の心理学「スパイト行動」でした。
よくよく考えてみると、イラッとした時とか嫌いな人と関わる時ってスパイト行動をしがちな気がします。
私自身も色々気をつけて生活していきたいです。
合理的な決断が多くできるようになると人生がより豊かになれますしね!
それではまた。
しまふくろー。