どうも。しまふくろーです。
いきなりですが自分の長所と短所、どっちが多く言えますか?
30年ちょい生きてきて、自分の生活圏内で悪口とか陰口と言うのがなくならないのはなんでかなーと思いました。
もちろん「愚痴を言う」というのはストレス発散になるので全否定はしませんが。
そもそもストレスを貯めすぎないために長所を見つけていこうよという話です。
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長所と短所を挙げてみると短所のほうが多くなる?
自分の中のイメージで恐縮ですが、同じ対象の「長所」と「短所」をそれぞれ列挙してみてください。
短所の方が簡単に、というかスラスラと出てきませんか?
(私がネガティブなだけ??)
短所のほうが難易度低い。。。たくさん挙げられる感じがする。
そういうのがちょっと違和感なんです。
フラットな視点で見ているつもりでも実は知らず知らずのうちに「否定的な視点」でモノを見ているのかもしれません。
「損をしたくない」心理
心理学や行動経済学の世界にはプロスペクト理論というものがあります。
これが何かと言うと
人は得をするよりも、損をしたくない気持ちの方が強くなる
というものです。
例えば
①コレを買うと1000円分得しますよ!
②コレを買わないと1000円分損しますよ!
この2つは金額的な損得で言うなら同じ内容ですが、なんとなく②の方が「買っちゃう気持ち」になりませんか?
マーケティングなんかでよく使われるテクニックなのですが、こういう心理の影響があるのかもしれません。
自分の周りのモノの「短所」は自分に損をさせる可能性が高いので、回避行動が取れるように本能的に短所に目がいくようにできているってことですね。
ポジティブワードの方が心に優しい
危機感を持つという意味では確かによくできているかもしれませんが、そんなネガティブに流れるようにしなくても。。
特に現代人は肉体のケアと同じか、それ以上に精神のケアが大切になる場面が多い気がします。
(鬱とか、昔に比べて耳にする機会が増えているように思います。)
身体よりも先に心が疲れるというのもよく聞く話です。
こういう時代に「短所にばかり目がいってしまう」というのはちょっとマイナスな気がします。
短所を示す言葉はネガティブワードになっちゃうので、より心の疲弊を加速させるんじゃなかろうか。
それならポジティブワードの塊になりやすい長所を見つけたほうがいいんじゃね?
能動的に長所を見つけにいこう!
生来、というか人の心の仕組みとして「短所の方が見つけやすい」状態にあるので、短所が思いつくというのは仕方がないのかもしれません。
なので、長所を積極的に見つけにくように意識して生活していくのが良い対応なのではないでしょうか。
ちょっとしたことでも、褒められるところを見つけていきましょう。
長所を見つけるという努力でネガティブな性格だと思っていた自分がポジティブに変われる。
はず。
心を無にして乗り切ったけど、副作用が大変だった
会社員になって、デスマーチと呼ばれる残念プロジェクトを経験したこともあります。
その時は思考停止していました。
「短所も探さない、長所も探さない」、周りのことをあまり考えないというメンタルアルマジロ作戦です。
自分の殻に篭ったわけですね。
全世界のアルマジロ愛好家の皆さんに全力で謝罪します。
結果的にはマイナス要素を排除したお陰で心は無事なまま乗り切ることができましたが、副作用が半端じゃないです。
今まで自分が周りの人とどう接していたのか忘れた。
コレはやばいやつです。
もちろんそのうち段々と回復してきましたが、マジでオススメできません。
「根性あるねー」とかもはや褒め言葉に聞こえない笑
終わりに
ということを超絶ネガティブ野郎から言われても説得力がないかもしれませんが、私自身気をつけて生活してみようと思います。
ちょっとそういうガチで気持ちが沈んでいるときににどうしたらいいのか、そうならないためにどうしたらいいのか、というのも自分の中で一つでも指標があれば頼れる存在になりますね。
それではまた。
しまふくろー