どうも。しまふくろーです。
本日も当ブログにお越しいただきまして
ありがとうございます。
投資信託においては、購入するファンドを決めた時点で勝負のほとんどは終わっていると言っても過言ではないくらいにファンド選びは大切な要素です。
私の場合、ファンド選びの初期段階で「毎月分配型」を除外しています。
毎月分配型のファンドが悪いというわけではないのですが、毎月分配型の仕組みを考えると、ちょっと私が考えている投資信託の運用の仕方には合わないかなーと感じています。
Contents
毎月分配のしくみ
そもそも毎月分配型はどんなファンドなのかといいますと。
毎月分配金を投資家に分配するファンドです。
と、いうとなんだかちょっといい感じなファンドのように感じるかもしれません。
ただ、世の中はそんなに甘くない。
このファンドの分配金はどこから出てきているのか?というところに目を向けてみましょう。
まあ、言ってしまえばファンドの資産から出ています。
そりゃ当然だろうと思うかもしれませんが、このファンドの資産が減るということが問題なのです。
しかも、ファンドの運用がうまく行かない時期があると、元本を削ってでも分配金を支払うことになるわけで、資産どころが元本が減ってしまう可能性すらあるちょっと厳しいファンドになります。
資産運用の原則
資産運用の原則というか、資本主義の弊害というかなんというか。。。
資産運用って元本に対しての比率で損益が決まるわけです。
要するに、元本が少ないと儲けられる金額は小さくなり、損が出たとしても小さな金額ですみます。
逆に、元本が多いと儲けられる金額は大きくなり、損が出る場合の金額も大きくなります。
1,000万円を元本として年利3%で運用すると1年で30万円の利益になりますが、これが元本10万円になると1年かかっても3,000円にしかなりません。
資産形成をする場合、結局数十万から数百万レベルの金額が必要になります。
一体どれだけの元本が必要になるでしょうか?
少なくとも私には資産形成という目標に達するだけの元本を用意すること自体がかなり難しいです。
資産形成を目的とした投資信託の取り組み
とはいえ全く何もしないわけにもいかないので、私は投信積立で無理のないレベルで長期間、かつ複利の効果の恩恵を受ける形での運用を行うことに決めました。
複利の効果についてはこちら
私の運用方針において「元本を切り崩してまで分配金を投資家に分配する」ことはメリットにはならないことがわかりました。
というわけで、私は毎月分配型のファンドは避けているのです。
終わりに
毎月分配型のファンドはあくまでも「私にとっての」運用方針に合わないというだけで、良いファンドはきっとあるのでしょう。
(私はそこまで調べていませんが。。。)
ファンドは本当にたくさんの商品が存在し、これからも新商品が発表されるでしょう。
私を含めて投資家は選ぶだけではありますが、どんな運用方針で投資信託に取り組むのがいいのかもファンド選びの要素として考えてみると良いかもしれませんね。
それではまた。
しまふくろー