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独学で合格を目指す人のためのプロジェクトマネージャ試験対策 〜その①[午後1] 勉強方法〜

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どうも。しまふくろーです。


今回はプロジェクトマネージャ試験における最大の関門とも言える[午後1]試験の対策をご紹介します。



私自身は午後1の試験で好成績だったわけではありませんが、自分自身の経験と反省を踏まえた内容にしております。


もちろん、必勝法なんてものは存在しません。


また、勉強方法や解答方法なんかは合う合わないがありますので、自分にあったやり方を探すつもりでお読みいただければと思います。

Contents

午後1はどんな試験か?

プロジェクトマネージャ試験の午後1試験は大問3題のうちから2題を選択して解答する記述式の試験です。


午前1、午前2や午後2試験と共通して60%の正答率で合格できます。

※午前1、午前2試験で60%未満の正答率の場合、採点すらされません。
また、この午後1試験で60%未満の正答率の場合、午後2試験は採点されません。


問題文は図表を含めて4、5ページ程度の分量となるので、問題本文を読むだけでもかなり時間がかかります。


情報処理技術者試験の午後1、午後2試験に共通しているのは「とにかく時間が足りなくなりがち」ということです。


正解、あるいは正解に至るヒントはその長い本文中に記されていることがほとんどなので、問題文本文はしっかりと読んで内容を把握する必要があります。
(本文が長いせいもあってこれが大変です。)

午後1の勉強方法

「どう勉強していいかわからない」人はまずはお試しください。

1回やってみて、「合わない」と感じたら、別の方法で勉強すればいいのです笑

過去問をこなす

とりあえず過去問を解きましょう。


同じ問題を何周か解く必要があります。(最低でも3回は)

王道中の王道ですね。


1回目は「過去問で正解すること」が目的ではありません。

今の実力で「正解できない問題」を見つけることが大切です。


2回目以降は、問題を解く際、前回までとの着眼点の違いを把握するようにしてください。


「本文のこの辺りがキーになっていることがわかる」


という感じを掴まなければ初見の問題で不正解を連発するハメになります。

1題まとめて時間を測って演習する

午後の問題は基本的に「時間が足りない」ということが共通して言えます。

そのため、時間を測って演習するというのはもう必須と思ってください。
(相当優秀な人でないと本番での時間の無さにかなり焦ってしまいます。)


特に、難しい問題が出た時なんか、引くほど時間があっという間に過ぎます。


そうしたメンタル面での訓練、ペース配分の練習のためにも時間を測って演習することが大切です。


午後1の試験は90分で2題解答する試験です。

しかし、3題のうちから2題を選択するなど解答以外にも時間が必要なので、
1題あたり最大40分として練習しておくのが良いかと思います。

はじめは文字数を気にせず解答する

大抵の場合は字数オーバーになりますが、
最初の解答では問題文の字数制限を気にせず解答してみてください。


ただし、字数制限無しでの解答は「自分の頭で思った内容を的確に表現」するように心がけてください。


一度字数オーバーの解答を作ったあとで、制限文字数に収まるように解答を再作成します。


この時、最初の字数オーバーになった解答も残しておいて、採点の際に一緒に確認してください。


不正解であったとしても、解答に至るプロセスが間違っているのか、字数調整の際にちょっと表現がずれただけなのかわかりやすくなります。

(特に「惜しいっ!!」という解答の時には字数オーバーの解答が役に立ちます。)

根拠はココ!と本文に印をつける

過去問を解いている際、解答の根拠となる部分(本文)に印をつけておきましょう。

見直しの際に非常に役立ちます。

午後1試験は本文中にヒントがある問題がほとんどです。

(稀に完全な知識問題もありますが、、、)


こうして勉強しておくことで、本文中に隠されている「解答のヒント」を適切に見つけることができるようになるはずです。

(私はこの部分が甘かったと反省しています。)

パターンを把握する

多くの問題を解いているとだんだんパターンというものに気づいてきます。
慣れも言えますが、その慣れの根拠を言語化しておくと役に立ちます。

問題本文のパターン

午後1の問題本文はストーリー仕立てになっています。


大抵はこんな感じです。

まず主人公は何かの案件のプロジェクトマネージャに就任します。


主人公はプロジェクトマネージャとして、①「何かの手法」をつかってプロジェクト管理を行います。


そうこうしているうちにプロジェクトが進んでいきますが、「何かの兆候」を主人公が掴み、プロジェクトに何か問題が発生しそうだったり、発生してしまっていることに気がつきます。


そうした状況の中、「なんらかの打開策」を講じてプロジェクトをうまく軌道に載せるように行動し、なんとかうまくプロジェクトを丸く収めます。

上記の「何かの手法」で「何かの兆候」を掴んで「なんらかの打開策」でなんとか解決するのです。


問題本文は結構な長文ですが、このパターンで問題くるとわかっていれば全体像の把握はそう難しくありません。

解答のパターン

大抵の問題はプロジェクトに「どんな問題があるか(これから発生しうるか)」、「どうすれば解決できるのか」を問うものです。



要は、プロジェクトを進めるに当たって「やるといいこと」「やってはいけないこと」ってなによ?ということです。


過去問を解きながら、「やるといいこと」「やってはいけないこと」をリストアップしていくときっと幸せになれます。

得意分野を見つける

午後1試験には題ごとに大きくテーマが割り振られていることがほとんどです。


特によく出題されるテーマのうち、2つは重点的に勉強して得意分野にしてください。

(本当はもう1つくらいは必要だけど、まずは2テーマでいい)


よく出るテーマはこんな感じです。(私の主観ですが)

  • 品質管理
  • 進捗管理
  • リスク管理
  • スコープ管理

過去問を解いて「このテーマならなんかわかる」という分野を見つけておいてください。

勉強のモチベーション維持や本番での問題選択の時間短縮につがなります。

プロジェクトマネージャ試験の勉強方法

午後Ⅰ、午後Ⅱ各試験の勉強方法、回答方法をまとめましたので、よろしければどうぞ

終わりに

いかがでしたでしょうか。

私はプロジェクトマネージャ試験では午後2の論述試験よりも難しいと思っています。


実際、一番勉強した午後1試験の成績が大変なことになっていましたし。。。


だからこそ、私が「これ先に教えておいてくれればもっとラクだったのに!!!」という内容をまとめました。


皆様の試験勉強の一助になれば幸いです。


それではまた。


しまふくろー

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