とにかく忙しい現代社会で生きる中で「疲れにくいカラダ」は誰もが欲してやまないものでしょう。
「自分の身体の年齢」を感じるようになったとしても、科学的な根拠に基づく呼吸法やエクササイズによって
疲れにくい身体が手に入るかもしれません。
今回は「スタンフォード式疲れない体」からのご紹介です。
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スタンフォードはスポーツ分野でも優秀
スタンフォード大学はスポーツの面でも非常に優秀な成績を残す大学であり、まさに文武両道といったところ。
というのも、スタンフォード大学は、その頭脳を生かしてスポーツ医学などでも最新の研究を行なっているからなのだそう。
そのスタンフォード大学の疲労回復法でホットなものがIAP呼吸法なのです。
スタンフォード式「IAP呼吸法」とは
IAP呼吸法のIAPは、Intra Abdominal Pressure(腹腔内圧)の略で、腹腔(人間のお腹の中にある内臓を収める空間)の圧力を指します。
つまり
IAPが高い = 肺が空気を吸い込んで膨らむことで横隔膜が下がり、腹腔内圧が高くなる状態
ということです。
息を吸うときも吐くときもお腹を膨らませた状態をキープして呼吸をする。
これだけです。
※息を吸う時にお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹を凹ませる腹式呼吸とは異なります。
実際やってみるとわかるなのですが、これにより脊柱(背骨)を支える力が高まり、姿勢が安定します。
そして、姿勢が安定すると、中枢神経の指令の通りが良くなるのです。
つまり
腹腔内圧の上昇により脊柱が支えられ、姿勢が安定する。
↓
中枢神経の指令の通りが良くなる。
↓
体を動かす際の無駄な動きが減る。
↓
疲れにくくなる。
というわけです。
根本的には体幹を鍛える必要がありそうですが、こういった筋力トレーニングは効果が出るまでに数週間レベルの期間が必要です。
また、筋トレは多くの人が挫折しやすいので、まずはIAP呼吸法を試してみるのがいいと思います。
疲れにくいカラダ
疲れにくいカラダとは、多くの場合「疲れが残りにくいカラダ」のことを指していると思われます。
(どうやったってカラダは疲れるんですよね。。。)
では、疲れが残りにくいカラダにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、疲労物質を洗い流すデトックスができるようになればよいのです 。
動的回復法(アクティブレスト)
動的回復法とは運動をすることで、疲労を回復しようという、一見矛盾したような理論です。
疲労が溜まっている状態で、ごく軽い負荷の有酸素運動を行うことで代謝を促し、疲労の回復を早めるやり方です。
負荷としてとしては軽く汗ばむ程度のウォーキングやストレッチを行う感じでOKです 。
平日の激務で疲れたからといって、休日家でゴロゴロしていると全然疲れが取れた感じがしない。。。
なんてことが起こるのは、身体の中の疲労物質がデトックスできていないから。
血液の循環を良くして効率よく疲労を回復させましょう。
これは原作:サンドロビッチ・ヤバ子、作画:MAAM の漫画「ダンベル何キロ持てる?」22話でも紹介されています。
※今めっちゃハマっている漫画です!2019年の夏にアニメ化も決定しています!
もちろん、ケガ等による場合はきちんと休養しましょう。
(これは静的回復法、パッシブレストですね!)
もはや血行を良くするというのは基本ですね。
ちなみに私見ですが、動的回復法を考えると「仕事帰りにジムで筋トレ」なんかはちょっと効率的ではないかもしれません。
高い負荷のトレーニングは疲労をより蓄積させます。
まとめ
本日のまとめでございます。
・IAP呼吸法で腹腔内圧を高めて姿勢をよくしよう!
・筋トレは挫折しやすいからまずは簡単なIAP呼吸法を試してみよう!
・動的回復法を取り入れて、疲れが残りにくいカラダを目指そう!
終わりに
疲れないカラダ、疲れが残りにくいカラダ
この2つはどちらもちょっとした意識で手に入るものです。
(それが難しいんだけど。。。)
しかし、知っているのと知らないのとでは全然違います。
そして、実践しているのとしていないとでは、これまた全然違います。
当ブログでは「知っている」状態までは行けるのですが、そこから先はあなた次第です!
ぜひお試しあれー!
それではまた。
しまふくろー