人生の約3分の1は睡眠に当てられます。
睡眠は健康や集中力など、さまざまな面で日中のパフォーマンスアップに寄与するものですが、地味なのか軽視されがちなんですよね。。。
効率よく睡眠の効果を享受できれば
人生の1/3の効率が良くなる!
・・・はず!
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日本人は眠りたい
とある研究で国ごとの平均睡眠時間を比較していました。
その研究によると日本の平均睡眠時間は欧米諸国に比べると短いようです。
[国ごとの平均睡眠時間]
フランス:8.7時間
アメリカ:7.5時間
日本:6.5時間
さらに、日本人に「どれくらい寝たいか」というアンケートをとったところ希望している睡眠時間の平均は7.2時間であることがわかりました。
つまり
日本人は「今よりももっと眠る時間が欲しい」と考えているのです。
日本人は日常で「睡眠不足だな。。。」と感じることが多いのかもしれません。
どのくらい眠ればいいのか?
睡眠不足になると、注意力や集中力の低下がみられたり、またイライラしやすくなるといった色々な弊害がでます。
このへんの弊害は誰でも体感できるレベルで、あからさまに症状が現れるので経験がある方も多いでしょう。
では、どのくらいの時間眠ればいいのか?という話になってきますね。
これは元も子もない結論になってしまうのですが、「一概には言えません」という笑
例えば、ショートスリーパーと呼ばれる人たちがいますが、この「短時間睡眠でも問題ない」というものは遺伝的要素が強く関連していると言われているからです。
でも、一般の人(ショートスリーパーでない)は7時間くらいの睡眠時間を確保すべきといわれています。
2002年のアメリカの研究では100万人を対象にした大規模な 調査が行われました。
対象の100万人の睡眠時間と6年間の死亡率を調査した結果
約7時間の睡眠を習慣にしている人たちが最も低い死亡率だったのです。
また、7時間よりも少ない時間の睡眠を取っている場合は死亡率が1.3程度になったと報告されています。
というわけで、7時間というのが1日の睡眠時間の目安になりそうです。
最強の睡眠効率「黄金の90分」
そもそも7.2時間寝たいと考えているのに6.5時間しか眠れてないんだよ!!!
その6.5時間でなんとかならんのか?という考えが浮かびますね。
100%とは言いませんが、より効率の良い短時間睡眠を実現する方法があります。
それが黄金の90分です。
これは何かというと、入眠後すぐに訪れるノンレム睡眠(深い眠り)の90分です。
この90分間の眠りは1晩の睡眠の中で最も深い眠りになり、当然「時間当たりの睡眠の効率が最高」なわけです。
入眠後最初の90分をしっかり眠れるようにしてあげるだけで、「よく眠れた〜!!」となりやすくなるわけです。
逆に、この90分を浅い眠りになるような状態で過ごしてしまうと、その後の数時間の眠りは比較的効率が下がるわけなのでたくさん寝ても効果が薄めになります。
どうしても徹夜で作業しなくては。。
寝ている時間がない。。。
なんて過密なスケジュールになってしまった時にもこの考え方は有効で、90分だけきちんと寝ましょう。
「起きられないかもしれなから」といって椅子で寝るとかやめて、90分だけでもしっかり眠る!と決意をして寝ます。
こうすることで、短い時間でも効率よく回復ができるのです 。
まとめ
本日のまとめでございます。
日本では睡眠が不足している人が多い
1日7時間を目安に睡眠時間を確保する
入眠後の90分が最も効率の良い睡眠となる
終わりに
私自身、会社に泊まり込みで作業をしたりと言った経験はありましたが、やはり短い時間でも眠らないと思考力がめちゃくちゃ低下するなーと感じました。
どうすれば効率よく眠れるか、止むを得ず短い時間しか睡眠時間が確保できない場合にどうすれば良いのか。
今回学んだことで人生の1/3が豊かになるといいなーと思います。
それではまた。
しまふくろー