雑記

【書評】「人を操る禁断の文章術」はブロガーじゃない人にもおすすめしたい良書だった。

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ちょっと前に読んだメンタリストDaoGoさんの著書「人を操る禁断の文章術」という本がめっちゃ良書だと思ったので紹介します。

ブログとか書かない人でも、文章を書く機会があるすべての人にオススメできると思いました。

良い文章に対する考え方が他書とは異なる部分が多いので、そういった「視点を変える」と色々発見があって面白いし、勉強になります。

Contents

良い文章ってなんだろう

みなさんはいわゆる「良い文章」ってどんな文章だと思いますか?

私はいままで論文やら業務資料やらを色々と書いてきた経験があり、良い文章ってこういうものだと思っていました。

文意が一意に定まり、明確である。
読みやすい長さで1文が構成されている。
わかりやすい単語、熟語を選択する。

要するに「読みやすい、そして誤読が生じない」ってな感じです。

それももちろん大切だと思いますし、今後も気をつけて文章を書いていきたいと思います。

ですが、この「人を操る禁断の文章術」では以下のように謳っています。

文章とは、
読まれるために書くものではない。
行動させるために書くものだ。

いやいやいやいや。

かっこE——!!!

じゃない。

読者に読んでもらった後に、行動してもらうものだ!と言っています。

確かに、ブログでもアフィリエイトでも、記事を読んでもらった後になにか行動してもらうっていうのが大切な気がします。

ブログならなんらかの学びを得て行動する。

アフィリエイトならもう商品を購入してもらうとかサービスに申し込んでもらう。

読み手の行動が必要ですね!

綺麗な文章では頭に残らないことがある

大学のとき良い文章を書く学生のプレゼンのエピソードを聞いたのを思い出しました。

こんなエピソードです。

とても優秀が学生がいました。

その学生は論文を書かせたらとてもしっかりした論文を書き上げ
プレゼンさせたらハキハキとよく通る声でしっかりとした発表をこなす

その上努力家で、論文発表の前にはしっかりと練習をして本番に備える
それはそれはとても優秀でした

ある日の論文発表で、その学生が発表を行いました。

いつものように完璧でした。

その論文発表はとても流暢で淀みなく
本文もしっかりとした文章で書かれていました。

「素晴らしい発表だった」という評価もされました。

ただ、素晴らしい発表だったという以外にその論文の内容はだれの頭にも残っていませんでした。

「どんな内容の発表だったっけ?」となっていたのです。

という。

まあ、主語や述語が ちゃんと書かれていたり、誤読しにくい文章でも

伝わらない

という問題です。

ちょっと飛躍しているかもしれませんが、「文章は綺麗に書く」というのではいけない。

そんな気になりました。

7つのトリガー

DaiGoさんはメンタリストなので人間の心理に着目した「行動してもらう」ためのポイントをまとめています。

7つのトリガーについても目からウロコ!!!

ではありません笑

それどころか「あーー。確かに。」となります。

いい感じに腑に落ちる内容でした。

7つのトリガー

興味
ホンネとタテマエ
悩み
ソン・トク
みんな一緒
認められたい
あなただけの

本書の詳しい説明を読んだ方がもちろんより深く理解できると思いますが、
ごうして短い単語でイメージしやすくまとめてあると普段から意識して執筆できるのでとてもいいなと感じました!

終わりに

メールの書き方とかもあったけど、ここは役立つ場面が少なそうな気がしましたねー。
(少なくとも私の実務では)

ただ、この本は他の文章に関する書籍とは違い、「主語と述語が〜」とか「修飾語が長くなるときは〜」のような日本語の文法について解説した本ではないところが良かったです。
(こういう勉強も必要だと思うし、実際コレ系の本も読んでます笑)

心理に着目した「行動してもらうための文章」という視点はここでしか得られない気がします。

というわけで、文章を書く機会があるすべての人にオススメしたい書籍
メンタリストDaiGoの人を操る禁断の文章術でした!

それではまた。

しまふくろー

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