今回は自己肯定感&子育てがテーマです。
(もちろん子どもがいない方にも参考になる情報があります!)
Contents
自己肯定感を高めるメリット
自己肯定感が高いとどんなメリットがあるのかというと
・他者を尊重し、認める。
・自分で考えて行動できる。
・失敗しても、学びを得て再チャレンジできる。
自己肯定感高めると、「自ら成長できる」スキルが身につくというわけですね。
これは子どもだけではなく親にも必須といっていい大切な能力と言えるでしょう。
自己肯定感を高める子育て
日本では諸外国に比べて自己肯定感が低い人が多いというデータがあります。
【内閣府】 特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~
つまり、自己肯定感が高いことによるメリットを享受できている人が少ないということで、これは非常にもったいないことです。
大人は自分で勉強しようと思えばいくらでも身につけることが、小さな子どもの場合は親が教えていかなければなりません。
ここで紹介する内容だけでもしっかり学んで、できれば取り入れてみてください。
もーちょい詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
親の立ち位置
親はとにかく子どものやることに干渉し過ぎてしまう傾向があります。
危険なことからはもちろん守らなければなりませんが、子どもの興味や関心にまで干渉しがちです。
例えば
箱ティッシュからティッシュを無限に引っ張り出し続けるなど
これはやられたら嫌かもしれませんが、危険ではありません。
※口に入れ始めたら窒息の危険があるのですぐさまストップ!ですが笑
子どもの興味関心には寛容になって見守ってあげるくらいの立ち位置でいることが大切です。
これにより自分で考えて行動できるようになり、自己肯定感が高まります。
比較対象は「以前の自分」
子どもの能力を測る機会が多いかもしれません。
1歳までにこれができた。2歳までにあれができた。
なんてチェックリストがあるくらいですからね。
あくまでも発達の過程の目安でしかありません。
(障害などの早期発見に役立ったりといったメリットがあるので必要なことではあります。)
しかし、このチェックリストは大人になったら別に対して意味を成しません。
※チェックリストに載っている項目はほぼ全ての大人が楽々こなせるものです。修得時期が早いか遅いかというだけで人生は決まりません。
なので、
という心配は必要ありません。
子どもが何かをできるようになった時、「これまでできなかったことが出来るようになった」と素直に成長を褒めてあげてください。
比較対象は、顔の見えないチェックリストではありません。
当然、周りの同世代の子ども達でもなく、「過去の自分」なのです。
役割を与えること
子どもに役割を与えるとうことも重要な要素です。
役割をこなすことで、自分が誰かの役に立っているという感覚が芽生え、自己肯定感を高めることに繋がります。
役割というと、なんだか大袈裟に聞こえるかもしれませんが、要するにお手伝いです。
小さな子どもであれば
「遊んだおもちゃを片付けてくれる?」とかで充分。
※間違っても「片付けなさい!」とは言わないように。自己肯定感が高まれば自然にやろうとしてくれます。
大人、子ども問わず基本的に人は誰かの役に立ちたいものなのです。
群れで生活する動物の本能なのかもしれません。
成長マインドセット
どんな人でも成長することができます。
才能というものは厳然として存在してはいますし、天才を努力で凌駕することは困難です。
しかし、繰り返しになりますが比べるべきは「過去の自分」です。
小さなものでも成長は成長。
これを繰り返した大きな成果を手に出来るということを知っておきましょう。
まとめ
本日のまとめ
自己肯定感を高める子育てをしよう。
・親は過度に子どもに干渉せず、「見守る」スタンスを取ろう。
・「周囲」ではなく「過去」と比較し、成長を感じ取ろう。
・誰かの役に立っているという感覚を持たせよう。
・成長マインドセットを学び、小さな成長を糧にしよう。
終わりに
というわけで自己肯定感を高める子育てでした。
大人でも自己肯定感が低い人もいるので、それはそれで自分でケアできるようにしたいものです。
しかし、子どもはなんといっても親が頼りになるので、子どもの分のケアもできるようにしておかなければなりません。
こういった知識を活用して子どもには幸せな人生を送ってもらえるようにしたいですね。
それではまた
しまふくろー