心理

【シロクマのリバウンド効果】「考えてはいけない」が頭から離れなくなる心理学

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ダイエットや禁酒・禁煙というのは結構挫折する人が多いみたいで

その一つの理由としてシロクマのリバウンド効果が挙げられます。

シロクマがダイエットしてリバウンドするわけではありません。

「なにかをやめよう、考えないようにしよう」という考え方をすると、かえって頭から離れないということは皆さんにも経験があると思います。

シロクマのリバウンド効果とは

シロクマのリバウンド効果とは、アメリカのトリニティ大学で1987年に行われた実験によって明らかにされた効果です。

実験者はダニエル・ウェグナーという方で、こんな実験を行いました。

ウェグナーのシロクマ実験

実験参加者の学生を2つのグループに分け、参加者に対して、ウェグナーはこんな指示を出しました。

指示1:「シロクマについて考えてください。」
指示2:「シロクマのことだけは考えないでください。」

この指示を以下のように各グループに実施してもらいました。

グループ①:指示1で5分間過ごしたあと、指示2で5分間過ごす。
グループ②:指示2で5分間過ごしたあと、指示1で5分間過ごす。

するとグループ①よりも、グループ②の方がよりシロクマについて考えていたという結果になりました。

要するに

シロクマについて考えちゃダメだ!と言われた場合、それが解禁された時にめっちゃ考えちゃう。。。

という結果になりました。

これがシロクマのリバウンド効果です。

しまふくろー
しまふくろー
(シロクマのことは考えちゃダメだ。シロクマのことは考えちゃダメだ。シロクマのことは考えちゃダメだ。。。。)

ウェグナーはシロクマ以外にも色々な実験を重ね、この現象は色々な対象に対しても発生することを突き止めました。

人は何かの対象について考えないようにすると、かえって余計に考えてしまう。

これをウェグナーは皮肉なリバウンド効果と名付けました。

やってはいけないに反応する

人は抑圧されると、それに対抗するように反撥します。

禁止されるとやりたくなるカリギュラ効果とか
(「絶対押すなよ!絶対だぞ!!」と言われると押したくなりますよね?)

困難が多いほど恋が燃え上がるロミオとジュリエット効果とか

皮肉なリバウンド効果もそんな感じですね。

皮肉なリバウンド効果はダイエットや禁酒・禁煙などの失敗につながります。

ダイエットでは食事制限(食べてはいけない)
禁酒ではもちろんお酒を摂取してはいけない
禁煙でもタバコを吸ってはいけない

ほら

抑圧がかかっていますね?

これが皮肉なリバウンド効果による失敗を招くのです。

皮肉なリバウンド効果対策

皮肉なリバウンド効果の対策を取ることで、ダイエットや禁酒・禁煙などの成功率を上げることができます。

ここまで読んでくださった方なら予想は付いていると思いますが、対策は非常にシンプルです。

禁止による抑圧を避ける。

これです。

え?となるかもしれませんが、具体的には

「やらない」ではなく、「やる代わりに何をする」を決めるのです。

ダイエットの場合、
「食べない」ではなく「食べる代わりに水を飲む」とか「高カロリーのものを食べる代わりに低カロリーのものを食べる」とか。

禁酒や禁煙でも考え方は同じです。

禁止ではなく別の何かをするが皮肉なリバウンド効果を避ける有効な手段なのです。

まとめ

今回のまとめです。

今回のまとめ

シロクマのリバウンド効果で「考えたくないこと」を考えてしまう。
人は抑圧されると反撥してしまう。
なにかをやめる、制限するときは「代わりに何をする」を決める。

終わりに

私自身はそもそもタバコは吸わないし、お酒もほとんど飲みませんので禁酒禁煙には無縁ですが、ダイエットはそのうちやるでしょうね。。。
(おっさんなんでお腹の肉がやばい気がしてきた。)

でもきっとダイエットするぞ!となってもなんかできる気がしています

なぜなら心理に基づいたダイエット計画が立てられるから!!!!

その時はもちろんこのシロクマ実験のことも踏まえてやりますね。
(いつやるかは言わない。)

それではまた。

しまふくろー

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