勉強法

7回読み勉強法は本当に効果あるのか?ネスペ試験で試してみた!

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どうも。しまふくろーです。

情報処理技術者試験の「プロジェクトマネージャ」「ネットワークスペシャリスト」の試験を連続で受験しましたが、結果は1勝1敗となりました。

プロジェクトマネージャ試験合格で先制し、

ネットワークスペシャリスト試験不合格をもってイーブンとなった訳です。

で、ネスペ試験では前々から興味のあった7回読み勉強法というものを試してみたわけです。

そのやり方とか、効果のほど、感じたこと等々を書いてみたいと思います。

Contents

7回読み勉強法とは?

7回読み勉強法とは東大主席弁護士 山口真由さんが提唱する凡人のための勉強法としてひと昔(?)前に話題になった勉強法で、現在でも資格試験勉強のやり方なんかを検索するとちょいちょい目にします。
(この記事も含めて)

方法としては非常にシンプルで「テキストとかの教材を7回繰り返して読め」というものです。

読み方としても基本は流し読みでOKというちょっと信じられないものです。

読むだけで覚えられんのかよ??というね。。。

色々な方が実践していて、「効果あり」VS「効果なし」の戦いが
某きのこVS某たけのこ
みたいに続いています。

というわけで

試してみた。

7回読み勉強法を実践してみた

今回挑戦したのはネットワークスペシャリストという情報処理技術者試験の一つです。

私は普段は ITエンジニアとして会社に滅私奉公をしている身ではありますが、ネットワーク周りの案件には触れたことがありません。

要するに、ズブの素人同然なスペックってことです。

7回読み勉強を試すのに予備知識が豊富な奴がやっても仕方がないので、まあまあ適切なサンプルになるんじゃないかと自負しております。

使用した教材

使用した教材はコレ!

※実際に使用したものは2018年度版です。

何がいいのかというと、書籍を購入するとPDF版をダウンロードして利用できるってところですね。

書籍だとけっこう分厚くて重いので、PDF版をiPadに取り込んで読むというのを基本スタイルにしたかった笑

内容としても十分充実していると言えるレベルだったのでこれでチャレンジです!!

1回目

とりあえず頑張って流し読みをしてみます。

読んで理解できないところで止まらずに、「まだあと何回も読むんだし、あとのページを読んでいるときに分かるようになるかも」と考えながら無理やり読み進めます。

読み切るまでには3日ほどかかりました。。。

ただ、待ったくと言っていい程内容が頭に残っていません。

「この図は見たことあるかもー」なレベル。。。

本当にこの調子でいいのか死ぬほど不安になりますが、とにかく2回目に取り掛かります。

(不安すぎるのですぐに2回目を読みたくなるという効果はありました笑)

2回目

読み終えるまでには1回目と同じくらいの期間がかかりました。

ただ、相変わらず頭に残っている気は全くしません。。。

不安すぎる。

1回目よりはもちろん「見たことある」「聞いたことある」は増えましたが、質問に答えられるほどではありませんでした。

まあ、今受験したらすげー低い点数で不合格になること間違いなしな状態でした。

3回目

2回目よりは読み終えるまでの期間とか理解度はアップしてきた気がします。

この辺から「あ、ちょっと待って思い出すから!」というチャンスが出てきます。

(スピード重視なので、パッと思い出せないとダメなのですが。。。)

時間をかければなんとか思い出せそうな気がする項目が増えてきましたが、やっぱりうろ覚えな状態

ちょっとは効果が出てきたかな???

4回目

この辺でまあまあ思い出しつつ読み進められるようになります。

ただ、本文で説明されない部分(表組みになっているところとか)はかなり覚えられていない状態

ストーリー性がない部分はちょっと流し読みと相性が悪いのかも?

とはいえまだまだ一部が分かるようになってきたレベル

要するに「基本的な用語が分かってきた」って言う状態で、合格には遠いところにいます 。

7回のうち、半分以上やってもこんな程度

5回目

ここが一番苦しかったです。

まるまる5回やっても覚えられないとか

だんだん自分を責めたくなってくる。

この勉強法は実はただの精神修行なんじゃないかってくらいキツかった。。。

いっそ効率悪くてもいいから無理なく勉強したいと何度思ったことか
(そうやって逃げると余裕で不合格になるんだいつも)

6回目

定着率とかよくわからなかった笑
(参考にならなくてすみません。)

とにかく「読まなきゃ。。。」という精神的にやばい状態になってきました。

でもこの辺りでは「あーはいはい知ってる。」と思って結構読み飛ばす部分が増えたような気がします。

ただ、「わかるところ」と「わからないところ」の差が尋常じゃないことになっていました。

ほら、英単語覚えるときにすぐ覚えられたものと、何回やっても覚えられなかったものってありましたよね?

ああいう感じです。

一応分かるところは分かるし、効果は出ているのかな?

そんなことよりメンタルがやばい。

7回目

この段階でも

苦手な部分はやはりうろ覚えな状態でした。
(もともとがそんなに優秀じゃないせいか?)

まあでも精神的にきついのと引き換えにじっくり1回読むよりも圧倒的に覚えられたような気がします。

というわけで良くも悪くも効果は実感できました。

ただ、1つだけ言っておきたいことは、

「決してテキストのせいではない。」ということです。

テキスト単体でのレビューをするとすれば、かなり良いレビューを書くと思いますし、この試験に再挑戦する機会があれば、間違いなくこのシリーズで戦います。

7回読み勉強法をより有効にする作戦

別の記事で書かせてもらいましたが、結局試験は不合格でした。

なんせネットワークスペシャリストの試験は覚えることが結構多いので

敗因はテキストが分厚すぎたことじゃないかなと思っています。

最初の頃は1回読むのに3日かかっていたので、次に読むのは何日も先の話になってしまっていました。

範囲をある程度区切ってでも1日で一回読める分量にして「7日間で7回読む」というのを何回かに分けるべきだたったように思います。
(何のためのスピード重視だったのか。。。)

こうすることで、前回読んだ時の記憶を引っ張り出しやすくなるんじゃないかなと。

それよりも5回目以降のメンタル対策が思いつかない。。とてもつらい笑

終わりに

というわけで、7回読み勉強法の実践は「不合格」で終了しちゃったわけですが、次回リベンジのための方策もあるのでなんとか頑張りたいですね。

ちなみに、ちゃんと過去問も解いたし、当日は 体調もしっかり整えて試験に臨んだので先の方法できっちりリベンジできるんじゃないかなーと楽観視しています。

ただ、誰かが考えたオリジナル勉強法をそのままパクってやるのはおすすめできません。

合う合わないは絶対に出てくるので、自分との相性とか勉強の進捗とかを見て適宜アレンジみたいなことは必要だと思いました。

【追記】
その後、色々と勉強法などを調べてみた結果、脳科学や心理学の観点から勉強法を見直してみるといいかもしれないと思いました。

勉強や学習をする上で押さえておきたいの根本となる知識が不足していたように思います。
人の勉強法が「なぜ効果的なのか」を理解してパクらないとやはりダメですね。。。

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それではまた。

しまふくろー

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