心理学に基づいた交渉術はいろいろなところで紹介されています。
フットインザドアテクニックとかラベリング効果とか。。。
という感じになりませんか?
Contents
人生で損をしないための心理学的交渉術
世の中の大多数の人にとってコミュニケーションは生きていく上で不可欠といって良いくらい避けられないモノです。
コミュニケーションを取る中で交渉のスキルが弱い人は多くの場面で損をしているのです。
交渉術を使いこなすことができれば
・人間関係でギクシャクしない。
・仕事でクライアントと良好な関係を築ける。
・家電を安く買える。
・モテる。
というメリットが数えきれないくらい享受できる訳です。
今回はシンプルで使いやすく、かつ効果出やすいコスパのいいテクニック3つを厳選しました。
①伝える順番を並びかえる
②ハードルを上げて、後で「それほどでもない」と思わせる
③「ちょっとだけでいいから」を添える
伝える順番を並びかえる
これは事前準備が必要になりますが、伝える順番を並びかえるテクニックです。
どのように並べ変えるかというと
ポジティブな情報→ネガティブな情報→ポジティブな情報
これは心理学的にいうと初頭効果と親近効果を利用しています。
最初に提示された情報が頭に残りやすい。
【親近効果】
最後に提示された情報が頭に残りやすい。
要するに、最初と最後だけ頭に残りやすいので、真ん中の情報は印象に残りにくいのです。
印象に残りにくいところにネガティブ情報をおくことで、全体の印象をポジティブに誘導するわけですね!
シンプルゆえに強い効果なので、なにかを伝えるときは一旦伝える順番を整理することを習慣にすると非常に良いです。
ハードルを上げて、後で「それほどでもない」と思わせる
前置きでハードルを上げてから、本題で普通のことを要求します。
要するにギャップ萌え狙いですね。
こんな感じ。
前置きの「間違ってたらごめんね?」の部分で
と身構えたところに「コレってこう言う事?」という普通のことをいいます。
前置きなしパターンと比べてみてください。
前置きでハードル を上げておいた方が印象がよくなりますね!
こうやって相手のATフィールドを崩していくことで交渉を有利に運ぶことができるようになる訳です。
「ちょっとだけでいいから」を添える
要求の後に「ちょっとだけでいいから」を付け加えるだけ。マジでこれだけです。
言い方を変えるだけ。
なんか図々しい感じがしませんか?
交渉が上手な人はこう言い換えます。
先程よりもかなり図々しさがなくなりましたね!
心理学的には「イーブン・ア・ペニー・テクニック」と呼ばれます。
こうやって相手のATフィールドを(以下略)
まとめ
本日のまとめです!
①伝える順番を並びかえる
ポジティブ情報→ネガティブ情報→ポジティブ情報が理想的
②ハードルを上げて、後で「それほどでもない」と思わせる
前置きでちょっと身構えさせてからのギャップで落とす!
③「ちょっとだけでいいから」を添える
要求内容を伝えた後にすかさず「ちょっとだけでいいので」を言うだけ!
おわりに
心理学的には〇〇効果とか〇〇の法則というものが色々とあるのですが、その中でも比較的使いやすいものを厳選してご紹介しました!
ただ、知識だけ持っていても全く価値がないので積極的に使ってみてもらいたいなーと思います。
それではまた
しまふくろー。